多くの中学校では3年生になったらすぐに修学旅行があります。
2年生の3学期から準備が始まり、何度も集会があり、心構えや注意事項を伝えられます。
そして、旅行直前にスケジュールの詳細が配られます。
でもね、見て下さい。この字だらけのスケジュール。そして注意書き。
こんなのが息子に理解できるわけがありません。その前に読む気になりません。
息子はずっと修学旅行に行くのが不安で、楽しくなさそうでした。
だって、集会で言ってる意味はわからなくても、なんか厳しいことを言われてることはわかります。
そして、たくさんの文字だらけの資料を渡され、なんだかとっても大変そうなのです。
4月初めにあった担任の先生との面談で、修学旅行の詳細が決まったら、少し早めに母に渡して欲しいとお願いしました。
それを見ながら、母は息子用のスケジュールを作りました。
今時はとっても便利で、現地に行かなくてもネットで画像が手に入ります。
実は、息子にとって一番重要なのはホテルの様子だったりします。
細かい注意や指示は排除して、息子に必要な情報だけを記入。
作っている最中から嬉しそうに見ていましたが、できあがって渡すと、初めて「修学旅行に行きたいです。」と言って、その日から毎日スケジュールを眺めて過ごしていました。
わかると安心。
思いっきり修学旅行を楽しんでくることができました。