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独り暮らしの準備?

実は数ヵ月前、カー君から“独り暮らし宣言”がありました(笑)
もちろん、今すぐには無理なのは本人もわかっていますが、
数年後には、アパートで一人で暮らせるものだと思っています。

んなわけないやろ~~!
洗濯は誰がするん?・・・洗濯機使います。
料理は誰が作るん?・・・フレンチトースト作ります。
そうよね、、、あなたの思考はそうなってるよね(><)

アパートで独り暮らしは難しいだろうけど、
いずれ、この家からカー君を出してやらなければいけないのです。
そのことは、まだ幼い頃からずっと考えてはいたけれど、
二十歳を過ぎて、本人からそういう言葉が出てくると、
確実にその日はもう近くに来ているのだと実感します。

その時のためにできること、、、少しずつ始めなくては!
とりあえず、日常生活の中で本人ができることとできないことを、
整理して、サポートブックに明記してみました。




2014/07/30

サポートシリーズ3部作

 KATが“自閉症”の診断を受け、私が“自閉っ子の親”であることを多分本当の意味で受け入れた時、最初に作ったのがこの『サポートブック』でした。その時すでに作って持っていたお母さん仲間から見本を貸していただいて、当時の担任の先生とも相談しながら作りました。それから、毎年誕生月には更新して、その度に少しずつバージョンアップさせていて(つもり)、現在第4弾ぐらいになっています。特徴としては、なるべく箇条書きにして、ポイントになる部分は色分けして文字も大きくしてあります。本当はイラストなども入れた方がよりわかり易いのですが、残念ながら私は絵心が全く無いため描けないので、文字だけのものになっています。

 やはり先輩お母さんのものをお手本にさせていただいて、中学校進学に当たって作ったのが『サポートシート』です。特学の担任の先生にはもちろんサポートブックに目を通して頂きたいのですが、他の先生方や学年の先生たち一人ひとりにお渡しするわけにもいきません(私としては読んでもらえるのならばいくらでもお渡ししますが…)。そこで、サポートブックの中身を絞って、なるべくなら多くの先生方に知っておいて頂きたいことを、表裏両面に納めたものを作りました。KATの場合、“コミュニケーション”“パニック”“こだわり”は障碍特性として外せないので、片面には、その3つの項目についてサポートブックから抜粋したものを記載しました。もう片面には、KATの顔写真とプロフィール、そして一般的な自閉症の説明本人の特徴などを記載しました。

 そしてもう一つが『サポートカード』です。サポートシートの内容をもっと更に簡素化させた、いわゆる名刺です。これは多分、使う目的によって、何種類か作ると良いのだろうと思います。例えば、職場体験用、電車・バス乗車用、買い物用など、その時に必要な情報をピンポイントで記載しなければいけません。

 これら3部作を作りながら、その時々でいつもKATについて見つめ直す作業ができます。基本的に、KATはどんな子なんだろう?ということから、どんな事がわかってもらえれば助かるのか?どんな風に対応してもらえばいいのか?など、普段の自分の対応の仕方の反省にもなったり、KATの自閉症という障碍について、改めて整理できる良い機会になっています。そして、実際に使ってみて、「作って良かった♪」と思うことが何度もありました。これからも、何度も作り直しながら、将来はKATが自分で持って歩いて、使えるものになったらいいな~と思っています。

リストバンド

 KATが4年生の頃だったでしょうか、それまで一緒にショッピングセンターへ行った時は、私の買い物に付き合ってくれていたのが、ある日「一人で遊びます」と言うようになりました。最初の頃は、どこで遊んでいるのかその場(ゲームコーナーやおもちゃ売場)まで行って、「必ずここにいるんだよ」と言って別れ、それこそ食品売場での買い物を15~20分で終わらせて、またそこまで私が迎えに行っていました。
 いつものことですが、そこで問題発生!“太鼓の達人”にはまっていた頃、順番の列ができてはいたのですが、3~4人だったのでちゃんと並んでいれば順番が回ってきていたはずなんです。ところが、多分列に並んではウロウロ動いてを繰り返していたんだと思うのですが、いつまで経っても順番が来なくて、迎えに行った時にはまだゲームができていなかったことがありました。
 自閉っ子は張り紙をして歩いている訳ではないので、見た目には誰も“障碍を持っている人”として見てもらえません。おそらく、その為に誤解されたり、必要な配慮をしてもらえなかったりすることが多々あるだろうと思います。「わからないのだからそのまま放っておいて欲しい」という人もいるでしょうが、私の考え方は「わかってくれる人がいるなら理解して欲しい」ということで、自閉っ子仲間のお母さん達と一緒に作ったのが下のカードです。裏には障碍名と名前・住所・℡などが記入できるようになっています。写真のカードには手書きで「困っています。助けてください。」と書いてありますが、これは今サポートブックにはさんであって、助けを求める時に使えるようにと思っています。他に“トレーニング中”“練習中”“訓練中”と印刷したカードを縦・横それぞれのバージョンで作りました。
 それからは、ショッピングセンターでの別行動の時には、カードを名札入れに入れて、KATに首から下げさせるようにしました。いわゆる“身分証明書”のような感じです。きっと何かあった時は、これを見た周りの人が助けてくれるだろうと期待して・・・そしていざとなったら携帯電話が鳴るだろうと・・・。ところが、中学生になった頃からそれを嫌がるようになりました。確かに、中学生と言えば見た目を気にする年齢です・・・カッコ悪いと思ったのでしょう(そのくせシャツが出てても気にしない!)。でも別行動の時の“身分証明書”は、母をものすご~く安心させてくれるので、やっぱり付けていて欲しい・・・それで作ったのが上のリストバンド型のものです!
 白い布地にアイロンプリントで貼り付けて(その時知らなかったのですが、直接布地に印刷もできるものもあるので、次回はそれで作ろうと思っています)、それをリストバンドに縫い付けてあります。KATも気に入って、喜んで付けてくれています。今では、どこへ行っても中では別行動で、待ち合わせ時間と場所を決めて、KATはリストバンドを付けて好きな所で遊んでいます。一時間位は平気ですよ♪