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支援ツール作成会

8年ぶりに、つみきの会と発達相談センターの共同で、
『支援ツール作成会』を開催しています♬

講義に始まり、DVD鑑賞で支援ツールの理解を深め、
共通課題で作成しているスケジュール。
なぜスケジュールを共通課題にしたかと言えば、
発達障碍の人を支援する時には必須アイテムだから!です。
スケジュールを見せたことがなくて、
「勝手なことばかりするんです~」とか、
「言うこと聞いてくれないんです~」とか、
「いつまでもこだわりとパニックがひどくて~」とか、
そんなことを言ってる人は、
自分が何の支援もしていないからだと自覚してくださいね。

カー君のサポートブックにある《こだわり》のページに、
【スケジュールが命!】と書いてあります。
カー君の生活には欠かせないものになっています。
注目して欲しいのは、三世代スケジュール(実は尊敬する方からのパクリ)
 ①親スケ ②子スケ ③孫スケ
日常生活の中に、ここまでが当たり前にあるようになると、
親子共々、とっても生活が楽になります♬
2016/6/3

お出かけメモ

今週、カー君と療育センターへ行くことになっています。
カー君と療育センターへ行く時は、
大抵、その後ランチをして帰るので、
カー君から「ももやへ行きます。」とリクエストがあり、
そこまでは、数日前からスケジュールが決まっていました。
そして、昨日の夕飯中に「ももやから家に帰りますか?」
と聞かれたので、「帰りますよ。」と答えました。
最初は「一緒に帰ります。」と言ってたカー君が、
ふと思いついたように「学校に行きます!」と言いました。
今朝、昨夜のうちに学校の先生にアポイントを取ったカー君が、
もう一度「学校へ行きます。」と言うので、
「わかったよ。でも、学校へは一人でバスで行ってね。」と言うと、
「ももやは?」「お母さん家に帰る?」と混乱し始めたので、
久々にメモに書きました。
なんか懐かしい(笑)
昔々のお出かけには、必ずこうやって行き先をメモに書いて、
それを持って車に乗ったものです。
そうすると、順番が変わったり、時間が無くて行くのを止めたり、
急にどこかに寄りたくなった時も、
書いて知らせれば、すんなり受け入れてくれるんですよ♬

修学旅行のスケジュール

多くの中学校では3年生になったらすぐに修学旅行があります。
2年生の3学期から準備が始まり、何度も集会があり、心構えや注意事項を伝えられます。
そして、旅行直前にスケジュールの詳細が配られます。
でもね、見て下さい。この字だらけのスケジュール。そして注意書き。
こんなのが息子に理解できるわけがありません。その前に読む気になりません。

息子はずっと修学旅行に行くのが不安で、楽しくなさそうでした。
だって、集会で言ってる意味はわからなくても、なんか厳しいことを言われてることはわかります。
そして、たくさんの文字だらけの資料を渡され、なんだかとっても大変そうなのです。

4月初めにあった担任の先生との面談で、修学旅行の詳細が決まったら、少し早めに母に渡して欲しいとお願いしました。
それを見ながら、母は息子用のスケジュールを作りました。
今時はとっても便利で、現地に行かなくてもネットで画像が手に入ります。
実は、息子にとって一番重要なのはホテルの様子だったりします。
細かい注意や指示は排除して、息子に必要な情報だけを記入。

作っている最中から嬉しそうに見ていましたが、できあがって渡すと、初めて「修学旅行に行きたいです。」と言って、その日から毎日スケジュールを眺めて過ごしていました。

わかると安心。
思いっきり修学旅行を楽しんでくることができました。

自立につなげるガイドヘルプ

カー君が小学校高学年の頃、母が講演会に参加している間、
カー君を遊びに連れて行ってもらうために、ガイドヘルプをお願いしていました。
2時間以上の時間を何か目的を持って、楽しく有意義に過ごしてもらいたいと思って、
こんな地図を作ってみました。

の写真と下の地図を数字でマッチングさせ、目的地に行って、指示されたことをする。
オリエンテーリングのような感じです。
最初、このシートだけを見せた時、意味がわからず、
マッチングさせることもできなかったカー君でしたが、
実際にシートを持って、お出かけしたら、しっかり理解してくれたようです。

2回目は少し複雑な地図になったのですが、一度経験済みなことは得意なので、
問題なく、地図通りに行くことができました。

3回目は行き先をカー君のリクエストにしました。
歩く距離が長くなり、大きな道路も渡るのですが、地図を見ながら楽しく行くことができました。

そのうち、カー君から「バスに乗って行く」リクエストも入り、
その頃には、カー君が目的地を知っていれば、母の地図は不要になっていました。
今、カー君が一人で好きな所に遊びに行けるのは、
『目的を持って出かける』ことを、こんな風にスモールステップで経験してきたからなのです。


2013/6/13

地図

昨日、仕事から帰って来た息子が、何を思ったのか、突然、、、
 「明日から自転車で会社に行きます!」と言い出しました。
前から、朝のバスが遅れたりするから、自転車で行けば?とか言ってた時は、
「行きません!」の一点張りだったのに、どうしていきなり??
んで、明日から・・・って、何の準備も練習もしてないのに(><)
 とりあえず説得して、一日準備期間をもらいました。
今朝、地図を片手に、不審者に・・・
携帯電話のカメラで、信号やら踏切やら標識やら、誰もいない道路や交差点を撮ってきました。


いつもなら1枚に収めるんですが、さすがに、無理で、、、3枚になりました。
ここに、赤線で通る道を手書きします。
息子は、小学生の頃から、こんな地図を持って、いろんな所に出かける練習をしてきたんです。
明日、これを持って、母の車で伴走しながら、行ってみます。
2011/7/13