支援の“○”わ



息子が小学校5年の時の運動会
保健体育委員の息子は、皆の前で、準備体操の手本をしてます。
息子が立つ地面に、が書かれているのが見えるでしょうか?
これは、「ココに立って体操するんだよ~」と、息子に示しているです。
このがあるのと、ないのとでは、別人になる息子なのです。

この年、初めての役割であるにもかかわらず、
このの中から一歩も出ることなく、その場で、しっかり体操の手本をやった息子でした。

次の年、同じ保健体育委員になった息子は、同じように、皆の前で体操するんですが・・・
その時、がありませんでした。

すると、2年続けて同じ役割をしているにもかかわらず、
息子は、体操の手本をやるどころではない状態でした。

あっちこっちへウロウロと動き歩いて、一箇所にジッとしていることができません。
どこから見ても、不審人物です。

やることは、わかっているのに、どこに居て良いのかわからない。。。
それだけのことで、こんなにも違うんだ!ってことを、私も改めて感じた出来事でした。


地面の上に、足でサッと書いただけの
お金もかからず、何の準備もいらない支援
それができるかどうかは、その人のセンスだけの問題でしょうか?
そして、そんな支援が、本当は一番大事なんじゃないだろうか、、、と思ったりします。

2010/9/16